屋根木構造フレーム完了

進捗報告

6月25日時点、屋根構造フレームが完了し、通気垂木とその上の下地合板張りの作業を行なっております。
今後の流れとしては、軒先や樋関係の下地の作業を行い、7月上旬から屋根板金工事に移行します。

上の写真は、屋根構造フレーム組立完了時の状態です。
構造フレームや垂木、合板についても、3Dモデル上の寸法で全てプレカットしており、特注の金物で組み立てています。

描いたものがそのまま出来るというのは、怖い部分もあります。
構造や意匠設計の意図を押さえつつ、機能性や施工性も検討しなくてはなりません。
検討が不十分でも、そのまま出来てしまうからです。

幸い、設計者や施工図チームとの連携はもとより、現場サイドでもRC躯体の精度が良かったことや細やかな準備のおかげで、順調に施工できました。

フレームや垂木の収まりなどの3Dモデルは、モニタに穴が開くほど見て、何ヶ月も頭を悩んだ甲斐がありました。

この構造フレームは内部から見える計画になっていますので、どんな見え方になるのか、今後が楽しみです。